紙のエレクトロニクス応用研究会は、環境にやさしい材料である紙を活用した多様なツールの開発を応援し、永遠に持続可能な社会の構築を目指しています。
役職 | 名前 | 所属 |
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代表幹事 | 江前敏晴 | 筑波大学 |
幹事 | 小杉博俊 | システムクリエイツ |
事務局 | 藤平亘 |
エレクトロニクス分野において金属や無機物を主材料とした素材が広く使われる中で、その一部は紙を基板とする廃棄の容易な材料に置き換えてゆくことは、原材料の供給安定性、製造コストの低減、持続可能な社会の維持に有効です。
印刷技術を使い、紙の上に形成した電子基板を紙の吸液性や加工性を生かして新しい用途を開発し、紙だからこそできるエレクトロニクス市場を切り開くことは新しい産業の育成につながると考えます。
このような展望を描き、2014年7月24日、小杉博俊氏(システムクリエイツ)、山下潤一郎氏(ブライター・レイター)をはじめ、当初より発起人となって頂いた皆さまの呼びかけにより、順次加わって頂いた発起人、ステークホルダー、報道関係者など約30名が参加した設立発起人会を開催し、出席者全員の熱い賛同を得ました。
そして7月25日、紙を使った新しいエレクトロニクス分野の創造を目指す「紙のエレクトロニクス応用研究会(略称:紙エレ研)」を発足させました。
本会の特徴は、サイエンスとクリエイティブとテクノロジーのコラボレーションによる紙のエレクトロニクス応用研究を通じ関連業界にイノベーションの波を起こすことを活動目標としていることです。即ち、産・学のみならず、クリエーターやアーティストをも巻き込み、“ペーパーエレクトロニクス”を円滑に社会に融け込ませていくプロセスを重視するという新しい視点を取り入れています。紙エレ研では、今後展示会やワークショップ、学会等で個別又はコラボレーションした技術や試作品等の発表を行いながら、目指す分野全体の進展を図って参ります。発足したばかりの会ですが、皆様方のご協力を切にお願い申し上げます。
代表幹事 江前敏晴
2018-07版ができました。自由に配布してください。
〒305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学生命環境系 生物材料工学分野 江前敏晴研究室内
紙のエレクトロニクス応用研究会 事務局